「変身ビスケット」を読んで実直を学ぶ | ドラえもん感想#3

ドラえもんに学ぶ

ドラえもん一巻の「変身ビスケット」ではのび太がお客さまにドラえもんの道具を出し厄介な事になってしまう。この時の二人の姿勢に感心し、己のひねくれた思考を思い直した。

変身ビスケットの効果

変身ビスケットの見た目は動物ビスケット。食べると少し時間が経った後に5分ほど食べた形の動物になってしまうというドラえもんの道具だ。

食べてから効果が出るまで

ある日、物語はママにお客さま用のお菓子を頼まれるのび太。買い出しをめんどくさく感じていたところドラえもんが置いていった見つける。そして、ビスケット一つつまみ食いしてからお客さまにお出ししてしまう。

なんだか小学生とは思えない立ち振る舞い

しかし、結局ママに買い物に行くように言われお菓子を買いに行くことに。無事お菓子を買ったところでビスケットの効果が現れ猫の姿になってしまう。

その時、急いで帰るのび太にたまたま落ち合うドラえもんにビスケットの効果について説明する。その話を聞き、のび太は自分がお客さまにお茶請けに出ししてしまったことを白状。そうしているうちに変身ビスケットの効果も切れ、走って家に帰る。

のび太の姿勢から学ぶ

その後、「ママにしかられる」とわかっていながら、4つ食べてしまったお客さま。変身の効果が出ている間は人目に触れないようにトイレに呼び出したり、電話をかけて時間を稼ぐのび太たち。

ドラえもんのすぼみ口がツボ

しかし、変身に気づかず、事情を知らないママはお客さまへの失礼をひどく叱りつけている。それでも辞めない二人の自分が叱られるよりもこれ以上大ごとにならないように精一杯努める。

1つで5分の効き目なので、変身時間は4つで合計20分。それは、とても長く感じたことだろう。
自業自得だと言えばそうなのだが、こういう時いっそ逃げてしまおうかと頭によぎることが私にはよくある。まっすぐなのび太の行動を思うと過去の自分のひねくれた性格を反省しなければと思った。

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