台北旅行の楽しみといえば、美味しいグルメとスイーツ!特に南国フルーツを贅沢に使ったかき氷は、台湾の暑さを忘れさせてくれるご褒美のような存在だ。今回は台北の有名店「冰讃」と「21街冰棧」で人気のかき氷を堪能。さらに番外編として、台南の老舗「莉莉水果店」にも立ち寄った。
訪問は7月上旬。

台北・冰讃で芒果雪花冰+布丁
雙連駅から歩いてすぐの「冰讃」は、大定番のお店。
マンゴーかき氷の代名詞といっても過言ではない。

私が選んだのは定番人気の「芒果雪花冰」に布丁をトッピングしたもの。

ふわふわのミルク雪花氷の上に、完熟マンゴーがごろごろ。その鮮やかな色合いに思わずシャッターを切る。マンゴーソースと練乳がとけ合い、さらにプリンのなめらかさがたまらない。

何より驚いたのは氷の細かさ!口に入れるとふわっと溶けてなくなっていく、降り積もった雪の上澄みだけを優しくすくいとったかのような繊細さだった。
一人客も多く、小さなテーブルも用意されているので心地よい空間。
甘さと冷たさが同時に押し寄せ、ひと口ごとに夏の記憶が刻まれていくようだった。
台北・21街冰棧で芒果奶酪冰淇淋雪花冰
次に訪れたのは「21街冰棧」。冰讃の近くにあるが、時間帯もあってか人は少なめ。穴場なのかもしれない。

看板には鍋焼き麺もあるが、暑い中歩いてきたのでやはりここではかき氷。
メニューもたくさんあり迷っていると店主のおじさんから「今はマンゴーがおすすめだよ〜」と教えてもらったので「芒果奶酪冰淇淋雪花冰」に。

雪花氷の上にマンゴー、パンナコッタ、さらにアイスクリームまでのった豪華な一品。
見た瞬間笑みがこぼれてしまうほどの迫力。
パンナコッタのぷるんとした食感とアイスの冷たさが、マンゴーの甘みをぐっと引き立てる。冰讃の王道に対して、こちらは遊び心のある組み合わせ。
果肉・ソース・アイスなどとマンゴーをたっぷり楽しめる、楽しいかき氷体験だった。

番外編:台南・莉莉水果店で水果牛乳冰
今回は台北旅行がメインだったが、台南にも足を伸ばす機会があり、せっかくなので「莉莉水果店」に立ち寄った。


フルーツショップが営む老舗で、地元でも観光客にも愛されている。

注文したのは「水果牛乳冰」。スイカやメロン、バナナといった旬のフルーツが山盛りに盛られ、その上から練乳がとろり。フルーツショップということもあり、多くの種類のフルーツを扱うためひと口ごとに違う果物の甘さが広がり、南国の豊かさをそのまま味わえるよう…。
さらに、台南ではよく見かけるという「番茄切盤(トマト)」も一つの目的だった。台湾ではトマトはフルーツ扱いということらしい。

砂糖醤油のような甘味のあるトロッとしたタレに生姜のピリッと感がなんとも不思議。でもついつい食べる手が止まらない一品。
かき氷でキンキンになった口の中をトマトで元の温度に戻していく。笑

台北とはまた違う空気の中で食べる氷も旅の楽しみだと感じた。
台北かき氷旅のまとめ
冰讃の王道マンゴー雪花冰、21街冰棧の豪華マンゴーかき氷。どちらも台北に来たら外せない存在だ。街の暑さを忘れさせてくれる甘いひとときは、旅の記憶をより鮮やかにしてくれる。
台南の莉莉水果店は番外編ながら、台湾全体のフルーツ文化を感じさせる体験だった。
今記事を書いていてもまた食べたい!と心から思う。
次の台北旅行では、また違うフレーバーやお店に挑戦してみたい。(でも同じのも食べたい。)

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